入居者の声
「楓コート」へご入居された方からさまざまな声が寄せられています。ここでは代表的な声をご紹介させていただきます。
家族との程よい距離感と自分の時間を楽しみ充実した毎日を
主人を亡くし10年を1人で暮らしていましたが、70歳半ばに近づいたとき、埼玉に住む息子夫婦から同居をしないかと勧められました。1人でいる寂しさや何かあった時の不安もあって、同居しても良いかなと感じながらも、自分が嫁いだときの事を思い出しました。私の時代は、嫁姑が一緒に生活することが当然のように行われ、姑の事は嫌いではなかったのですが、自分の時間や夫婦だけの空間など、あまり無かったように記憶しています。
時代も変わり核家族になった今、もし私が同居したら息子夫婦たちの生活に影響するのではないか、私の為に何かを犠牲にするのではないか、と思い施設を探す事にしました。
当初、息子夫婦は反対しましたが、お互いのためにと理解してもらうことができて、入居することが出来ました。
私が選んだ理由はいくつかありますが、自炊ができること、日中楽しめる設備や趣味があること、そして温泉があることです。入居してからは、毎日楽しく過ごしています。フィットネスルームでのトレーニングや楓コートで企画するイベントに参加、そして1日の疲れを癒せる温泉に毎日入れること、入居者の友人も出来て楽しみも広がりました。
変わったといえば、入居する理由にもなった自炊が出来ることですが、最近仲良くなった入居者と何回かレストランを利用した時に、レストランで便利だなと感じました。美味しくカロリー計算されていて、予約なしは良いと思います。料理を作ることが大好きなので続けたいと考えていますが、限界を感じたときや体調が悪い時は、利用したいと思います。
そんな毎日を時々遊びに来た息子夫婦に話すと羨ましがられます。元気に暮らしている私に安心しているのでしょう。もし、息子夫婦の勧め通りに同居していたら、こんな関係が築けたのかわかりません。でも、今の生活に満足しています。お互いの生活を大切にしたいと思った私の考えは良かったと実感しています。
女性/埼玉県
パートナーとの時間を大切にしながら、お互い充実した日々を過ごすために
私は80歳、妻は79歳、夫婦でお世話になることにしました。入居のきっかけは娘からの勧めでした。娘は、高齢になった私たちを気にかけて、色々と手伝ってくれましたが、3年前に妻が病気で倒れ体が弱くなり、面倒をみていた私も年齢のせいか段々と体力が落ちたことに不安を感じたのでしょう。施設と言うことの違和感はありましたが、娘に心配をかけたくない気持ちもあったので入居することにしました。
私たちは、自分たちの生活に添ったサービスを利用しています。2人とも定期受診が必要なので無料送迎を使い、スタッフによる健康相談や安否確認、介護サービスは1Fにある事業所から受けています。今までは誰に相談したらいいか不安と戸惑いがありました。当時を思いだしながら考えてみると、何で娘に相談しなかったんだろうと思います。また、楓コートは24時間スタッフいて、看護師も常駐しているので安心です。
今では、夫婦共に時間に余裕が生まれてきました。私の趣味は囲碁なんですが、囲碁をする方が何人かいて、打つことが出来て良かったです。妻もクラブや趣味のイベントで楽しめるものを選んで参加しています。時々様子を見に来る娘に最近明るくなったねと言われます。自分の体を分かっているつもりが、無理をしていたんだなと感じています。夫婦ともに何歳まで生活できるかわかりませんが、お互いを大切にしながら暮らしていきたいと思います。
ご夫婦/埼玉県